プロジェクトについて
南三陸町の現在
東日本大震災後ここ南三陸町では、あらゆる社会課題が10年早回しになって表面化していると言われています。
人口減少、産業の衰退、少子高齢化・・・。
これは、被災地ならではの現象ではなく、国内のあらゆる地方自治体で抱えている課題が、被災したことにより早期に表面化しているにすぎません。
南三陸町では「課題先進地」としての側面が浮き彫りになっています。
あまりにも大きな問題で、解決するためにはどこから手を付けたらよいか分からない。
しかし放っておいたら近い将来自分の生活も脅かされることは分かっている。
じゃあどうすればよいのか?
私たちは、「たくさんの人が代わるがわる長期間で」解決に向けて課題に取り組むことにより、一人ひとりの力は小さくても壮大な地域課題でも解決できるのではないかと考えました。
自分にもできることがある
南三陸ラーニングセンターでは、「地域振興プロジェクト」として立ち上げ、町内・町外のいろんな方を巻き込んで、次の人へとバトンを渡しながら、時間をかけて、一つの地域課題に取り組みます。そして参加者と地域住民が一緒になって学びながら新しい町を創り上げて行きます。
参加者は現場に立ち、課題を認識し、自分ができることを考え、そして実践します。自分が携わったことは長くこの地域に形として残ります。地域住民にとっては、たくさんの人に応援されているということが目に見える形で現れることが大きな活力となります。
プロジェクト
地域振興・スタディツアーなどプロジェクトを行っています