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2016/3/4

国際認証の森から広がる

南三陸School2

ご挨拶

山と海に抱かれたまち、南三陸町。

何百年にも渡って受け継がれてきた自然と共に生きる術が、
今、新しい価値観で捉え直されています。

「50年後の子孫のために、樹を植える」

この町に降り立ち、海と山に挟まれた自分を見下ろせば、
自分も自然の循環の一部だとわかるはずです。

国際認証の森から広がる南三陸町を一緒に感じてみませんか?

概要

テーマ  国際認証の森から広がる
日程   2016年3月4日(金)
対象   企業の研修担当、行政職員、教育関係者、大学生
参加費  一般 10,000円 学生3,000円(5名まで)
※現地での移動費、研修費、体験料を含む
定員   30名(学生5名まで)

実施体制

主催   一般社団法人南三陸研修センター
共催   南三陸町観光協会、株式会社佐久
後援   南三陸森林管理協議会、株式会社アミタ持続可能経済研究所、FSC®ジャパン

ツアーの見どころ

1.FSC認証の森見学、間伐の体験

漁業が盛んな南三陸。その豊かさの源泉とも言えるのが、町の77%をも占める山林です。2015年、南三陸町の山林は、宮城県で始めて、国際的な環境認証制度であるFSC®森林認証を取得しました。これによって、持続可能で適切に管理された森であるとお墨付きを得たことになります。今回は、震災後家業である林業を継いだ若き林業家 ㈱佐久 佐藤太一さんを講師にお招きして、FSCについてを学びます。実際にFSCの森を歩き、健全な森を維持するために不可欠である間伐も体験していただきます。

2.南三陸BIO 施設見学

2015年10月、南三陸町で資源・エネルギーの地域内循環を担う拠点として、バイオガス施設「南三陸BIO」が開所しました。この施設は、町内の家庭や店舗などから排出される生ごみ、し尿汚泥といった有機系廃棄物を発酵処理して、バイオガスと液肥(液体肥料)を生成するリサイクル工場です。南三陸BIOの施設見学を通して、町民も協働で取り組む『森・里・海・街の豊かさが循環するまち』への挑戦を知ります。

行程

3月4日(金)

08:30 いりやど集合、オリエンテーション
09:15 研修プログラム 南三陸今を生きる(震災当時の映像視聴・町内の視察)
11:30 さんさん商店街昼食(各自)
13:00 レクチャー(FSC認証について知る)間伐体験
15:15 南三陸BIO レクチャー / 施設見学
16:00 YES工房  施設見学
16:45 講話「震災前後の町のこと、復興活動、今後の支援について」
18:00 レクチャー(南三陸町の資源循環の取り組みについて知る)
18:45 解散

ナビゲーター

佐藤 太一
佐藤 太一株式会社佐久
大学院で、宇宙放射線の強度変動を研究していたが、震災後、家業を継ぐために帰郷。
山について話し出したら止まらない、山をこよなく愛する若き林業家。
櫛田 豊久
櫛田 豊久(株)アミタ持続可能経済研究所
1968年生まれ。京都府出身。
京都の山里で「農のある暮らしを実践」。専業で10年間原木しいたけの栽培を生業としていたところを、2009年アミタの理念に惹かれて入社を決意。
2012年より南三陸オフィスの所属となり、2015年バイオガス施設(南三陸BIO)を立ち上げる。
INからOUTまで一貫した小規模分散システムにより、地域の資源を地域でまわしながら、心豊かに暮らせる循環型まちづくりのモデルケース(=南三陸スタイル)をつくろうと奮闘中。

お申し込み

終了いたしました

ご旅行条件

この旅行は一般社団法人南三陸町観光協会(以下協会といいます)が企画・募集する旅行であり、この旅行に参加されるお客様は協会と募集型企画旅行契約を締結していただくことになります。契約の内容は下記条件によります。

  • お申込方法
    お申し込みは旅行催行日の 1 週間前までに必要事項を記入のうえ、一般社団法人南三陸研修センター(以下、当センター)のWebサイトより申し込みフォームにてご連絡いただき、当センターより受付確認の旨を連絡した時点で旅行契約が成立します。なお、参加をされない場合は必ず電話にてお取消しください。
  • 旅行代金のお支払方法
    旅行代金は当日現金にて現地スタッフにお支払ください。
  • 旅行代金に含まれないもの
    集合場所までの交通費、1日目の昼食代、別行動をした場合の諸経費、その他個人的な諸経費は各自負担となります。
  • 取消料
    お申し込み後、お客様のご都合で旅行を取消される場合には旅行代金に対して、お一人様につき旅行日(催行日)の前日のキャンセルは 50%、当日のキャンセル及び無連絡不参加は 100%の料率で取消料を いただきます。
  • その他
    安心してご旅行いただくため、お客様ご自身で国内旅行傷害保険に加入することをおすすめいたします。(体験活動中についてはグリーンツーリズム傷害保険に加入します)
  • 個人情報の取り扱い
    当センターは旅行申込みの際にご提供いただいた個人情報については、お客様との連絡および 保険加入に利用させていただきます。また当センターで提供する商品やキャンペーンのご案内や各種アンケートのお願い、特典サービスのご提供にお客様の個人情報を利用させていただく場合がございます。
  • 企画・実施・募集
    一般社団法人南三陸町 観光協会(宮城県知事登録第 3-330 号)
    国内旅行業取扱管理者:及川和人  募集型企画旅行実施可能地域:南三陸町 気仙沼市 登米市 石巻市
    TEL:0226-47-2550 FAX:0226-46-3080 E-mail post@m-kankou.jp
  • 主催・申し込み窓口
    一般社団法人南三陸研修センター
    TEL:0226-25-9501 FAX:0226-25-9502 MAIL:info@ms-lc.org

参加にあたっての注意事項

お申し込みの前に必ずご一読ください。これら注意事項への配慮を怠り、万が一の事故・トラブル等が起こった場合、南三陸ラーニングセンター(以下、当センター)では対処しかねますので、ご了承ください。

  • 安全への配慮について
    ツアー中は常に南三陸ラーニングセンタースタッフ(以下、スタッフ)の指示に従い行動してください。現地悪天候及び、危険が予想される場合には、スタッフの状況判断により急遽スケジュールを変更及び中止させて頂く場合があります。
  • 参加料金について
    料金に含まれるもの:宿泊費(1泊2食)、体験料、行程中の移動費、講師料、スタッフアテンド費用、二日目の牡蠣試食代、施設使用料、保険料
    料金に含まれないもの:集合場所までの交通費、1日目の昼食代、別行動をした場合の諸経費、その他個人的な諸経費は各自負担となります。
  • 保険について
    安全には十分配慮してプログラムを実施しますが、町内は復旧途上であり、また気象条件によって思わぬ事態が発生することも予想されます。そのため、参加費には、「グリーン・ツーリズム参加者傷害保険(国内旅行総合保険・普通傷害保険)」の保険料が含まれています。これは、プログラム中の事故によるケガや、他人の身体・財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負担することによる損害を補償するものです。
  • キャンセルについて
    ・申し込み後のキャンセルはご遠慮ください。
    ・キャンセルは電話でのみお受けします。
    ・お客様のご都合で旅行を取消される場合には旅行代金に対して、お一人様につき旅行日(催行日)前日のキャンセルは 50%、当日のキャンセル及び無連絡不参加は 100%の料率で取消料を いただきます。
    ・悪天候、災害、重大な事件・事故等やむを得ない事情により、当センターがツアーを実施できないと判断した場合は、双方ともキャンセル料の請求は無いものとします。
  • 個人情報について
    ・申し込みの際にいただいた個人情報は、お客様との連絡のために利用させていただくほか、ツアーに必要なサービスの手配およびそれらの受領のための手続に必要な範囲内、または事故時の費用等を担保する保険の手続に必要な範囲内で利用させていただきます。
    ・ツアー中、スタッフが写真及び動画の撮影をいたします。これらは、当センターの広報・報告及び販売促進のために利用させていただきます。撮影・掲載を拒否される方は、事前にお知らせください。
  • 体調管理
    • 体調は万全で臨み、自己管理に努めてください。また、体調に異常を感じた場合は、なるべく早くスタッフに申し出てください。町内には診療所が1か所しかなく、症状によっては隣の市の病院にまでいかなければならない場合もあります(町内から車で30分以上)。また、場所によっては救急車ですら到着するのに20分以上かかる場合があります。
    • 参加者に持病・アレルギーなどがあり、プログラムに参加するにあたり特段の配慮が必要になる場合には事前にお知らせください。
  • 危機管理
    • プログラム中、危険と思われる場所には立ち入らないでください。特に防災庁舎のある市街地周辺は地盤が沈下しており、満潮時、大雨時には冠水が見られますので、気を付けてください。
    • 復旧工事のため、町内は常に大型のダンプカーが行き交っている状態です。道路を通行の際には十分注意してください。地震発生時には、即座に正しい情報の把握に努め、現地スタッフの指示に従い、高台に避難してください。万が一、現地スタッフがそばにいない状況も想定し、自分の身は自分で守る意識を持ってください。

プログラム参加にあたっての留意事項

  • 持ち物について
    • 冬季には積雪・路面の凍結が見られます。滑りにくく、防水性のある靴(スノーシューズ、長靴など)を着用してください。
    • 冬季には、日中でも気温は氷点下まで下がります。十分な防寒着をご用意ください。
  • 地域の方々への配慮
    • 住民の方は、直接受けた被害の大きさに関わらず、多かれ少なかれ心の傷を負っています。現地の方に震災のことやプライベートなことをきいたり、写真撮影をしたりするときは、相手や周囲の方々の気持ちを第一に考えてください。
    • ただの空き地のように見えても、そこは誰かの家や暮らしがあった場所、誰かが命を落とした場所かもしれません。ごみを落とさない、つばを吐かないなどの最低限のマナーを守り、行動や言動には注意してください。
    • 風景や建造物を撮影することはかまいませんが、 人や仮設住宅にむやみにカメラを向けるのはご遠慮願います。
    • 夜間は街灯が少なく、出歩くのは危険です。また、やむを得ず外出する際には、話し声が周囲の住民への迷惑になる場合がありますので、お静かに願います。
  • 自然環境への配慮
    南三陸町は豊かな自然環境を有し、分水嶺を町境とする地形が特徴的です。そのため、山に注いだ雨は全て町内の川や里を伝って志津川湾に流れます。この豊かな自然環境を守るためにも、資源は節約し、ごみは極力出さないように心掛けてください。また、野外での活動の際には、草木を傷つけない、発生したごみは持ち帰ることを守ってください。
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