この度、当法人代表理事の遠藤健治が退任し、後任として阿部忠義が就任致しましたことをお知らせいたします。 退任のご挨拶 このたび令和3年度定時社員総会におきまして、私事、遠藤健治は代表理事を退任いたし、顧問職に就任いたすことになりました。 代表理事在任中の五年余り、当施設をご利用いただいた多くの皆様方との出会いにより得られた気付きや沢山の学びは貴重な経験でありました。 これまでのご支援にご協力に心から厚く御礼を申し上げる次第です。 後任の代表理事には執行理事兼事務局長の阿部忠義氏が就任いたしました。 近年、復興の進捗とともに町をはじめ当施設を取り巻く環境も徐々に変わりつつあり、併せて当法人の果たすべき役割も一層重要との強い認識のもと新体制で力強く船出をいたしたところでございます。 皆様方におかれましては、何卒倍旧のご愛顧お引き立てを賜りますようお願い申し上げ、退任のご挨拶といたします。 令和3年6月 一般社団法人南三陸研修センター 顧問 遠藤健治 就任のご挨拶 私儀 このたび、代表理事に就任いたしました。これまで、事務局長時代よりごひいきいただいておりましたが、代表理事になりましても、誠心誠意、業務に邁進し、当法人の事業活動を通じて地域の発展のため全力を尽くす所存でございます。 コロナ禍において、業界を取り巻く環境が一段と厳しさを増す中、その責務の重大さを痛感しております。 何卒変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 さて、当法人が運営する宿泊研修施設「南三陸まなびの里いりやど」は、東日本大震災発生から2年目の2013年3月にオープンしました。以来、全国の大学や企業の方々、観光客やビジネスの方々など広くご利用いただいております。 お陰様で、年間の宿泊客数が8,500名、研修プログラム参加者が3,000名という実績も得られ、地域の交流拠点と言える施設に成長いたしました。 混沌とした震災直後からのことを振り返ると一言では語れない感慨深いものがあります。改めて、長期にわたって継続的にご支援いただいた大正大学様をはじめ、多くの方々からの様々なご支援をいただいたことに対しまして、敬意と感謝を申し上げる次第であります。 この感謝の気持ちを忘れず、これからも「学び」をキーワードに、地域と交流のハブとしての役割を果たしながら、研修事業で培った町外の大学や企業とのつながり、地域振興事業で培った町内の活動者とのつながり、情報発信事業で培った表現力・発信力を活かし、これから先の南三陸における新たな学びやビジネスの創発に貢献していく覚悟でございます。