Pocket

南三陸ラーニングセンターの研修プログラムってどんなもの?

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で、大学生や新社会人に向けて「人と人、自然と人、そして世代から世代へのつながりの大切さ」を伝える研修プログラムを提供しています。

大事にしている研修の流れがあります。それは、現状の課題を学ぶインプットを行い、体験学習やフィールドワークで体感し、アウトプットで振り返りを行い深める流れです。

  1. 《インプット》課題や現状を認識する
  2. 《体験・フィールドワーク》現場を体感する・人と出会う
  3. 《アウトプット》振り返る・共有する

3つのステップを踏むことで、課題を自分自身や自分の地域に置き換えて考えることができ、そして、自分の生活に活かしてもらうことを目標としています。

オリジナル映像を用いた研修

南三陸をリアルに伝える有効なツールの一つとして、映像を用いた「映像視聴」も研修の要素として取り入れています。映像によるインプットは参加者の感覚的、直感的な理解を助けます。また、実際に南三陸の地で研修映像を見ることで強い印象を残します。 研修映像視聴
例えば、津波で被災した町内の現場視察をする前に、震災前の町の様子を映像によって知ることで現在と過去の比較を行うことができます。また、津波の映像を見た後に実際に襲来地に立つことで、より具体的な当時のイメージが湧きます。

キャリア研修プログラム「What do you work for?-何のために働く?-」

このプログラムではまず最初に、震災後にIターン・Uターンし、南三陸町で働く若者のインタビューをまとめた映像を視聴します。

座談会

その後、地域の若手を講師として招き、座談会を行います。大学や就活セミナーでは聞くことのできない、リアルな若者の仕事観に触れ、自分は何を大切に仕事をしていくのか、考えることができます。

オリジナル研修映像「What do you work for?-何のために働く?-」を公開

Pocket